先日まで、NHKのBSで同じタイトルでドラマが放送されていました。
2014年の本屋大賞にノミネートされていました。大賞はとれなかったですが2位でした(^-^)
ドラマの脚本も、原作者と同じ「木皿泉さん」のご夫婦です。
嫁のテツコとギフ(義父)との、おとぼけな日常を描いた作品ですが、テツコの旦那でギフの息子にあたる、カズキが亡くなって7年の歳月が経っているのですが、寂しさを抱えて過ごす二人のコミカルな生活に共感がもてます。
人は寂しさの中に、力強い生きる力をもっていて、時に涙し、笑い、食べていく。そして限りなく優しい登場人物に自分や、まわりの人たちとシンクロさせていく・・・。とても、素晴らしい小説です。
私のとっても、とってもオススメの1冊です。

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